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シリーズ第5章、煙切草を使った禁煙、実践編

2018年 10月08日 02:21 (月)

煙切草新パッケージ CLICKで拡大


禁煙シリーズ第1章のレトロパッケージを新しく今風にしてみました。前から思ってたんですが本物のタバコの警告表示が嫌でねー。高い金払って何で嫌味読まされなきゃならんのか大変疑問でしたのでとてもポジティブで前向きな表示文にしています。

それはともかく、いよいよ実践編です。やり方は簡単、手巻きタバコをマスターしておいてタバコの葉に煙切草を少しずつ混ぜていき最終的に煙切草100%に切り替えるだけです。そうなったらニコチンは体内にはもう残ってないので後は喫煙習慣だけを無くせばいい、ニコチン依存さえ無ければ後は簡単なはず・・・という目論見でしたが、実際にはやはりもう少し色々ありました。が、終わってみれば興味まかせの遊び半分で突き進んでましたので苦しいはずの禁煙も結構楽しむことができました。また当初想像してなかったメリットなどもあってその辺のことも含めて自分のたどった手順を書いておきたいと思います。


まず初めに本物のタバコの葉に煙切草を1割混ぜます。タバコ:煙切草=9:1の割合で1日分(自分の場合30本)の手巻きタバコを作ります。3日間程その割合で作っては吸って、あまり味の違いが気にならなくなったら煙切草を2割に増やし、また3日位様子を見て更に行けそうだったら今度は3割にして・・・というやり方で徐々にタバコを減らす方法を取りました。

ただ実はこのやり方は禁煙の悪手とされてまして、一見楽そうに見えるものの実はニコチンの禁断症状が長く続くだけでかえって失敗する確率が高いと言われてて、そこら辺を気にしながら実行していたんですがやはり長引きそうな雰囲気が出てきたのが3:7のあたりで、どうも失敗しそうな気がしてきて、つい一気にケリをつけたくなり2:8を最後にして後は煙切草100%に切り替え、もし耐えられなくなったらその時だけ本物のタバコを吸って落ち着いたらまた煙切草に戻ればいいという方針に切り替えました。

そんなわけで禁煙とはいいながら1日に何回も本物のタバコを吸っていましたが、そのうち単なるイライラとかじゃなく本当の禁断症状が出てきたのをきっかけに煙切草のみになりました。その禁断症状は自分の場合は強烈な睡魔でした。デスクワークをしていて手元のキーボードを見たらその瞬間に、これじゃダメだと思って首を回したらその瞬間に寝てしまうような状態で、その日は車を3分運転したら15分眠る、それを何度も繰り返しながら自宅に帰るような有様でした。あまりの睡魔の強烈な辛さに禁煙は失敗するだろうなと思ったんですがどういうわけがここで意外な心理が働きました。

つまり今日まで毎日毎日飽きもせず何百本も手巻きタバコを巻いて禁煙に向けて積み重ねてきたというのに、その努力をここでむざむざ放棄してたまるか!という心理がいつの間にか心の中に育っていて自分で引き下がれなくなってましたwこれに気がついた時は思わず唖然として笑ってしまいましたが(なんか自分らしくない)考えてみれば当り前ではありますね。

きつい禁断症状は2日ほど続きましたが3日目にはかなり楽になり、結局本当に苦しかったのは2日間だけでしたが、実はこの苦しさを味わうのが恐ろしいばかりに煙切草を作リ出したわけで、結局普通に苦しい時間があったというのは個人的にはあまり面白くはないですね。今考えるともっと少しずつ徐々にタバコの比率を下げればもっと楽にいけたかもと思いますが、流石にもう一度タバコ依存になって自分で試す気にはなれないのでそこが心残りというか誰か試してくれないかとかなり真剣に思ってます。

そんなわけで山場を越え、後はストレスか何かでタバコを吸いたくなったら代わりに煙切草を吸ってました。もちろんどうしてもタバコが吸いたければ遠慮なく吸うつもりだったので何度かは普通のタバコを吸うこともありましたが、大抵は煙切草で間に合うのでニコチン依存に戻る事もなく、やがて手巻きの煙切草を作るのも面倒になり、喫煙習慣そのものがだんだん億劫になってきて自然に喫煙所から離れるようになりました。その後はお約束通りお菓子やら珍味やら食べて体重が増えたり、急に風邪を引きやすくなったり、それが治まると今度はイライラし怒りやすくなるなどの精神的な不安定さも感じたりしていましたが、半年たった現在はそれも無くなってきてやっと本来の健康状態というものになった気がしています。まああとは痩せるだけっスね。


以上、自分がたどった禁煙プロセスとなります。非常に変わった方法だと思いますが、特にあまり禁煙に熱心でないというか、過去に何度も禁煙に失敗して自分には無理だとか思っているような人に試してもらえたらと思います。自分の場合はそもそも禁煙に興味がなく禁煙を考えたことすらないという人間でしたが、それでもやってるうちに何故か後ろに下がれなくなり遂に無意識が勝手に禁煙してしまったという感じで、今だに自分が禁煙できたのが結構不思議だったりします。というわけで最後にこの方法のメリットをまとめてみます。

1、一見禁煙と正反対の方向なのでタバコが好きな人ほどとっつきやすい。

2、プロセスの中に積み重ねるものがあるので心理的に後退しにくい(多分)

3、禁煙成功後も代替タバコを吸えるので本物に戻らなくて済む


以上3点、面白いと思った方はぜひ試してみてください。


これで禁煙タバコシリーズは一応終わりますが、番外編として次回禁煙タバコを作る途中で出会った様々な素材について書きたいと思います。マニアックという点ではここからが面白いかもしれないですね。煙が大好きでついでにもの好きな方はどうぞお楽しみに。

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シリーズ第4章、禁煙タバコ 煙切草応用レシピ編

2018年 09月16日 03:02 (日)

今回は前々回の禁煙タバコ煙切草基本レシピに続いて応用レシピついて書こうと思うんですが、ちょっと寄り道して昔の禁煙タバコの話から始めます、ちょっと関係ありますので。

まず禁煙について世間がうるさくなったのはバブル以降、特に平成の話みたいな気がしますが、色々調べてみると実は明治大正の頃から既にタバコの害は認識されていて禁煙タバコも実際に作られ販売されてブームになったことさえあるそうです。そしてその当時の禁煙タバコの主流というのが松葉タバコでこれは文字通り松葉を巻いたタバコですが、何でも松葉にニコチンの排出効果があるそうで数日これを吸うともう本当のタバコに戻る気がしないほどの効果がありまた非常に美味だったとの記事がありました。以下おおよそのレシピです。

1、秋頃に若い松の葉を集めて半年ほど屋内で乾燥させる(10日間陰干しするという説もある)

2、適量を巻紙に巻いて形を整える。

3、調味料として天草と肉桂(シナモン)の粉末を同量混ぜ少量巻いた煙草の
 上から振りかける。

4、調味料の反対側にオレンジ、ベルガモット油などの香料を加える。


およそこの様な感じです。もちろん自分もトライしてみましたが問題が結構ありましたね。まず松葉そのものが問題で、干した松葉に火をつけて吸ってみても刺激臭というか廃材燃やした様な匂いしかしなかったですね。もちろん松は建材として重要な木材なので松葉の煙の味が廃材に似ているのは当然といえば当然です。また天草という材料も問題で多分ところてんに使うてんぐさのことだろうと思い乾燥てんぐさを粉にしてキセルで吸ってみましたが、これも異臭と言っていいほどの匂いのする代物で、シナモンと合わせたものを作ってみても全く吸えるような煙ではなく、正直もう少し細かいノウハウが無いと美味とされた昔の松葉タバコを再現するのは非常に難しいと思います。

ただ松葉を試す段階でニコチン排出効果というのは実際にあるように感じました。例えば松葉タバコを一日吸っていて普通のタバコに切り替えた時相当頭がクラクラするような感覚がありましたのでおそらくニコチンがかなり抜けていた可能性があります。もちろん定量的に測ったようなものではないので正確には何とも言えないわけですが、現在でも市販の禁煙飴などに良く松葉エキスが入ってるのを見ると実際に効果が認められているのかもしれません。そういう訳で松葉は禁煙タバコの素材として使いたいものの一つでしたので、今回のレシピではゴボウ茶に加えてこの松葉を材料に加えています。

それからもう一つ面白い素材がありまして、それが中華料理に良く使われるスパイスの八角アニスです。最初にこれをコーヒーミルで砕いてキセルで吸った時には、何て言うか何が起きたのか全く分からない状態でただもう舌の上に突然炸裂した強烈な甘さに衝撃を受けておりました。例えると砂糖の300倍とか500倍甘いとかいう人工甘味料を口の中に一気にスプーンでぶち込んだようなそういう甘さが広がってなおかつ凄い余韻?があります。そしてこれだけ個性があると料理だけでなく煙のスパイスとしても使えるのが面白いところですね。


さて、ここからが本題。

まず写真のように応用レシピでは基本レシピに加えて松葉と八角アニスの2つの新しい素材を使います。


煙切草応用レシピ素材4種 CLICKで拡大


1、ゴボウ茶

2、八角アニス

3、松葉茶

4、クローブ(丁子)


以上4種類を混ぜ合わせることになります。結構複雑に見えると思いますがそれぞれ役割があって、これらの材料同士の関連を理解しておくことが味の調整などで意外と重要ですのでちょっと詳しく説明しておきます。

まずゴボウ茶ですが基本レシピの記事で書いた通りジャガイモ的な甘ったるさといかにもゴボウらしい土臭さがあります。この甘ったるさを引き締め土臭さを消すのに八角アニスを使っています。互いの味と香りの馴染みが非常に良くゴボウ茶葉にアニス粉末をスパイスとして僅かに混ぜることで土臭さが消え甘さも大変スッキリしたものになります。

また松葉茶の方は上に書いたように廃材的な匂いと辛みのある煙なんですがこれにクローブをスパイスとして加えるとかなり気にならなくなります。

そしてこの2種類の材料を1:1の比率で混ぜると土臭さも木材臭も抑えられ甘さと辛さのバランスも取れた中々豊かな味わいの煙が誕生します。後は巻いて吸うだけ、かなり濃厚な味を持ちますので下手な軽いタバコよりずっとそれっぽい煙の味が楽しめます。


分量については写真で袋から出してある分が小型の家庭用コーヒーミル一回分の量で、これで約15本程度巻けます。八角アニスは星型をしていますので角を一片だけ折って使います。また右端のクローブホールと共にコーヒーミルで砕く必要がありますね。またどの素材もメーカーによって香りや味の強さがかなり違いますので目分量で大体で混ぜてみて1本味見した上で調整が必要となります。また個人によって好みもあると思いますので色々試して気に入ったバランスを見つけてください。あと材料を混ぜるのにちょっとコツがありますので以下参考にしてください。


材料を混ぜる順番

クローブホールを使う場合、

1 非常に硬い素材なので一番最初にミルに入れます。10秒程度回して完全に粉にします。

2、八角アニスの角の一つを折ってそのままミルに加えます。5秒程度回し砕きながらクローブ粉と混ぜます

3、次にゴボウ茶を加えて一瞬回して止め中身を確認。葉が砕けてなければまた一瞬回して止めて確認します。その後松葉を加えて更に一瞬回し材料全部を混ぜます。注意点としては、あまり細かく砕かないのがコツです。細かくなると手巻きタバコにした時空気が通らなくなり吸い心地が悪くなります。またあまり粗いと今度は材料同士の味が馴染まなくなりますので、特に慣れない内はミルではあまり細かくしないようにしておいて後から指で材料を混ぜながら葉を砕くのがオススメですね。粗いものは細かくできますがその逆は戻せないということで。

またクローブの粉末を使う場合は1は省略して2の段階で加えますが、ホールから砕くより香りが少ないのでちょっと多めの方が良いと思います。


煙切草完成


正直、味は基本レシピの方が上品だと思いますが、これはこれで濃厚な味がして人によってはこちらの方が美味いかもしれないですね。撮影用に数か月振りに巻いて吸ってみましたが十分いけました。周囲の評価も良かったので結構こちらも自信は持ってます。材料さえ揃っていれば混ぜるだけで葉は完成、後は巻くだけという手軽さが実際の禁煙では結構生きました。そんな訳で次回はこの煙切草を使った自分の実際の禁煙プロセスについて書こうと思います。ここまで興味を持たれた方はどうぞお楽しみに。


注意事項

最後になりましたがゴボウはキク科の植物ですのでキク科アレルギーのある人は止めておいてください。同じように松葉、八角アニス、クローブにもそれぞれアレルギーがあったりするかもしれないので敏感な人は気をつけてください。試される場合は自己責任でお願いします。

シリーズ第3章、手巻きタバコの作り方とコツと注意点。

2018年 08月31日 08:02 (金)

前の記事で書いた煙切草は手巻きタバコでの使用を想定して作ったものですので、今回は手巻きタバコの作り方を簡単に説明したいと思います。手巻きタバコっていうとなんか古い映画みたいに器用に指先で紙を丸めてみたいなイメージがあるかもしれませんが今は手巻きローラーという大変便利な道具がありまして至って簡単に巻いてしまうことができます。ごちゃごちゃ言うより分かり易い動画見た方が早いと思いますのでリンク貼っときます。この世界では非常に有名な柘製作所の動画です。

手巻き煙草のつくりかたの動画
手巻き煙草のつくりかた-How to make your own cigarette-TSUGE


ご覧の通り非常に簡単です。2,3本巻いたらコツは掴める程度の作業で慣れれば1本につき30秒かからないです。葉の詰め具合の調整(多すぎても少なすぎても良くない)と巻紙を差し込む時にローラーと紙の長辺がなるべく平行になるようにするのがコツですね。後は難しいことは何もないです。
手巻きタバコを作る方法には他にもロールボックスとかチュービングマシンとか色々ありますがとりあえず最初はこれで慣れた方がいいです。特に代用タバコの場合本物のタバコとは葉の硬さが全く異なりますので巻き具合の調整は非常に重要で、手巻きローラーならどうにでもなるんですが他の方法ではあまり調整できないものが多く上手く作れない可能性があります。


それから一番注意しなきゃいけないのがサイズですね。まず長さ、最も一般的なのがレギュラーサイズになります。市販のタバコだとゴールデンバットの長さですね。やや短く感じますが吸い殻に残ってしまう無駄な葉が少なくなるのと巻紙の種類が豊富なのがメリットです。またローラーで一番巻きやすいサイズですね(長くなればなるほど失敗しやすくなる)。普通のマイルドセブンなどの長さは1・1/4というサイズが一番近いと思いますが、ローラーも巻紙もレギュラーほど種類がないのでネットなどで購入する際には気をつけて探す必要があります。また長さだけでなくタバコの太さにも注意、スリムの好きな人はスリムの巻けるローラーとスリム用の巻紙、スリムフィルターが必要ですので購入の際は説明を良く読んで買ってください。

また巻紙も種類が色々ありますが大きく分けて紙に燃焼材が入っているフリーバーニングと入ってないスローバーニングとに分かれます。フリーの方は市販の普通のタバコに使われているもので皆さんお馴染みのものですね。対してスローバーニングは紙自体も非常に薄くタバコの本来の味が楽しめるということで手巻きタバコ愛好家には大変人気があります。購入する場合は本当のタバコの味を楽しみたければスローバーニング、市販のタバコ的な味や燃焼速度にしたければフリーバーニングで間違いないんですが、自分の作った代用タバコのような特殊な用途にはフリーバーニングを使った方が市販のタバコに少しでも味が近くなりますね。逆に言うと市販のタバコの味は半分紙の味ということで、タバコを止める前にスローバーニングで巻いて一度本当に美味いタバコを吸うのもいいかもしれません。(もっと言うならタバコの味そのものを楽しめるキセルが一番良いと思います)


あとある程度大きい街に住んでいれば上に書いた道具類、それから手巻き用のタバコの葉も(シャグといいます)タバコ専門店で簡単に購入できると思うんですが、そうでない場合ちょっと面倒になります。道具とフィルターはネットで普通に買えるんですが、シャグをネットで買おうとすると身分証明やら登録やらで最初にかなり手間がかかってきます。またタバコの葉の消費量は自分が思っているよりずっと多くなると思いますので、かなり買い置きしないとちょっとしたタイミングで葉がなくなってしまうこともあるかと思います。

そこで裏技。市販の普通のタバコを買ってきてバラして葉を集めて巻くという・・・いや普通のタバコなら馬鹿らしい話で何の意味もないわけですが、禁煙タバコとして混ぜ物をして巻きなおすという用途にはこの方法が使えます。正直タバコをバラすのはもったいなくついでに面倒ですが、ずっと吸い続けてきた市販のタバコを自分の手でバラすという行為にはタバコへの決別感があって禁煙にはいいかもしれないですね。またバラしたタバコのフィルターはそのまま手巻きタバコに流用できます。


煙切草使用ツールと素材 CLICKで拡大


写真は実際に自分が使ったツールと素材です。ローラーや巻紙、他100均の小さいスプレーがあると便利ですね。葉が乾燥し過ぎて味が辛くなった場合はスプレーで水をかけて少し湿らせ手で揉んでやるとちょっとマイルドになります。湿度で意外と味が変わりますので結構重要ですね。あとは小さいタッパーとか葉が散らかるのでトレーも必需品、また各種素材を砕いたり混ぜたりするのに安いコーヒーミルを使いました。スパイスの味や香りがどうしても染みつきますのでコーヒー用のものとは別に購入した方がいいですね。そうでない方は家族の方に怒られないようにやってください。もし怒られたら禁煙のためだと言えば・・・もっとも無事禁煙できたら新しいミル代なんかすぐ出ますけどね。

他にはできればカッコ良いシガレットケースもあるといいです。自分も最初は100均のプラケースを使ってましたがつまらなくなってきて写真にも写ってるチェ・ゲバラの肖像がデザインされたそれっぽい雰囲気の金属ケースを買いました。今では喫煙時代の記念品になってますが時々眺めてタバコは健康には悪くても確かに心の友達だったよなと思って懐かしむのも中々乙なもんです。


以上簡単ながら手巻きタバコの作り方の説明です。巻いてるところを傍から見ると結構ヤバい感じがしますが、それが実は禁煙への努力になっているというイメージの矛盾がこの代用タバコを使った禁煙の面白さです。つまり周囲を騙しながら自分も騙せるというところがミソです。

さて次の記事では煙切草応用レシピ、味は基本レシピより落ちるものの製作に時間がかからず、自分自身が実際に禁煙に使った実戦レシピを公開します。非常に興味深い素材を2つ新たに使いますので禁煙ファン?や禁煙マニア??の方はどうぞお楽しみに。

シリーズ第2章、禁煙タバコ 煙切草(ケムギリソウ)基本レシピ編

2018年 08月18日 00:30 (土)

煙切草素材写真(部分) CLICKで拡大

上の画像は禁煙タバコの開発に使った健康茶、スパイス等各種素材の一部ですが、禁煙グッズも少し写ってますねw今となっては懐かしい・・・、約50種類位は写ってますが他にも乾燥野菜や果物、果物の皮、かんぴょうや切干大根他の乾物系とかナッツ類と殻とか海藻類、また食用とされるいくつかの雑草、菓子類に果てはスルメイカやビーフジャーキーとかw全部合わせると100種類近くは禁煙タバコの素材として試したと思います。が、残念なことに殆どの素材は雑味としか言いようのない嫌な刺激臭がして吸えるような代物ではありませんでした。ただ中には使えそうなものもいくつか見つかりましてそれらを組み合わせて試作品を製作。数か月の間テストとして色々吸ってみて最終的に飽きずに使用できたレシピを実際に自分の禁煙に使用しました。

さてその素材なんですがズバリいきます。まず一番重要なベースになる素材がゴボウ茶です。これはゴボウの葉ではなくて普通に食用にするゴボウを薄く削って軽く焙煎してあるものなんですが、実はこのゴボウが非常にきれいな煙を持っていて、吸っても雑味がほとんど無く、タール分も少なくてフィルターがあまり汚れないといった非常に優れた性質を持っています。加えて煙にちょっと甘さがあります。文字通り甘い煙というわけですが、これは味の例えではなく丁度ジャガイモをふかした時のような甘さが実際に味覚として舌に感じるものです。上に書いた雑味というのは大体辛さ苦さとして出てくるものなので、これは全く正反対のもので初めて吸った時にはある種の感動がありました。ただ惜しいのはいかにもゴボウらしい土臭さがあることと、本物のタバコとは方向の異なる味(タバコはやや辛い)を持つために代替品として使用し辛いという欠点がありました。そこでこの二つの欠点を克服するためにスパイスの一種であるクローブ(丁子)を使用します。

クローブはもちろん食用のスパイスとしてカレー用のガラムマサラなんかに良く使われている素材ですね。殺菌作用もあって歯医者などでは今も消毒に使われているというか例の歯医者の匂いそのものの香りです。これはインドネシア製のタバコに良く混ぜてありましてガラムとか2.3.4(ジーサムスー)といったブランドの手巻きタバコが大変有名です。また実際そうやって昔からタバコの添加物として使用されているのを見ればわかるように煙にして大変香り高い素晴らしい素材で、これを使用することでゴボウのちょっと緩さのある甘みが抑えられタバコに近いハッキリした味わいの煙になります。またゴボウの土臭さを消すにも有効ですね。ただそれでもゴボウの個性というのは結構強いものがありまして、一度煮だした方がよりバランスが取れるということで、基本のレシピとしては「一度煮だしたゴボウの茶殻を乾燥させたものにクローブの粉末を少量混ぜる」としています。あとは手巻きタバコやキセルでタバコと同じように煙を楽しんでください。


箇条書きにします。

1、ゴボウ茶を煮だす。

2、ゴボウ茶の茶殻を取り出し乾燥させる

3、乾燥した茶殻にクローブの粉末を少量加えて混ぜる

4、手巻きタバコにすれば完成

以上です。煮出したゴボウ茶はイヌリンという水溶性食物繊維を大量に含むダイエットや美肌に効果的な健康茶ですので、できれば捨てずに保存して飲むのが吉ではないかと思います。それからもしかしたらゴボウ茶とクローブの銘柄で迷うかもしれませんね。これは試してみるしかないですが自分は地元ならどこでも売ってる宇和島の会社のゴボウ茶を使いました。またクローブはネットでホールを買ってコーヒーミルで挽いてましたが、少量ならスーパーのスパイスコーナーに置いてあるハウスやS&Bの粉末の小瓶で十分だと思います。

分量的には下の画像の通りです。これで約10本分ですね。比較用に100円ライターを置いてます。クローブ粉末はこれでホール12本分です。素材の重量が軽すぎて家の計りでは正確に測れないので目分量でいきましたが、まああまり支障はないかと思いますw


煙切草素材分量10本分 CLICKで拡大

というわけで、これが煙切草の基本レシピとなります。当然応用レシピというのもあって自分が実際に禁煙に使ったのはそっちなんですがまずは味も良く素材もシンプルな基本レシピを紹介させていただきました。近々応用レシピの方も公開しますが、そっちへ行く前に次の記事では手巻きタバコの作り方について説明したいと思います。手巻きタバコはイメージがマニアックな割に結構簡単なんですが初めてだと道具とかサイズとかで少しまごつくこともあると思いますのでその辺りを。では次回。

シリーズ第1章、作品 「禁煙タバコ、煙切草(ケムギリソウ)」

2018年 08月10日 00:08 (金)

禁煙タバコ、煙切草(ケムギリソウ) CLICKで拡大 油彩 キャンバス F4


東京オリンピックを控えて最近は喫煙者に対する風当たりも非常に強くなってきましたね。自分も実は長年の喫煙者だったんですが去年頃から漠然と禁煙を考えるようになりました。まあ禁煙っていうと普通は病院の禁煙外来に行くか、禁煙ガムやパッチとかで我慢する、水でも飲んでシンプルに根性で・・・とかになりますが、どれも自分的にはあまり面白い方法と思えず色々考えている内にタバコの代わりに吸えるいわゆる代用タバコを作り出せないかというアイデアに取りつかれるようになりました。

そして上手く代用品ができたなら、これを本物のタバコに少しずつ混ぜてゆき手巻きタバコにするとかキセルで吸うとかして本物と置き換えてゆけばあまり苦しまずに禁煙できるのではないかと考えついた訳なんですが、この代用品を見つけ出すのがまず大変困難な作業でした。既製品のハーブタバコの類に利用できるものがあれば良かったんですが、高価だったり味が我慢できなかったりで結局自分で地道に探しましたが、納得できるレシピを見つけるまでに実に1年近くもかかりました。

ただそうやって見つけたレシピで今年の2月、手巻きタバコに代用品を混ぜてゆく手法で実際に禁煙開始、8月現在無事禁煙に成功しています。正直終盤の2、3日は苦しい日もありましたが、多分精神的にはかなり楽に禁煙できたんじゃないかと思っています。特に手巻きタバコという非常にマニアックな喫煙趣味にのめり込みながら実は禁煙しているという矛盾がなんか自分には面白味があって気楽で良かったですね。苦行というより結構楽しく禁煙できたという印象が残っています。また禁煙後再びタバコを吸いたくなった時も本物ではなく禁煙タバコの方を吸うことで再びニコチンを入れなくて済んだというのはかなり大きなメリットだったかもしれないですね。

そんな訳でこの代用タバコに名前を付けて公開したいと思います。もし禁煙はしたいが実行できる自信のない方、他の方法で何度も失敗している方がいらっしゃいましたら選択枝のひとつとしてこの代用タバコを使った方法を検討してもらえればと思います。毎日毎日手巻きタバコを巻くのは結構手間がかかりますが、手間をかけて禁煙したから上手くいったという面もあるかもしれません。簡単で手軽な方法だと簡単に元に戻るが、手間をかけたらその分戻りにくいというわけです。

名前は記事のタイトル通り「煙切草(ケムギリソウ)」一応明治大正風のレトロなパッケージデザインをしてみました。なんか緩いような気もします。が、重要なのはレシピです。次回の記事(多分お盆明け)で公開したいと思いますので、乞うご期待!ってことで。

提言または作品 「肱川の氾濫を抑える方法」

2018年 07月18日 03:03 (水)

平成最後の7月は大雨により西日本全域で大変な災害になりました。自分の住む愛媛県もこれまでとは桁の違う豪雨によって河川の氾濫、山崩れ等が多発し、水道電気、道路などの各インフラが寸断され、避難生活を余儀なくされたり、運悪く亡くなられた方も多数にのぼり、これまで比較的天災の少ない地域であったために大きな衝撃と不安や悲しみに日常が覆われています。今も深い爪痕が残る中、先のことなど考える余裕などない方も非常に多いとは思いますが、この地域に同様の大規模災害が再び起きないよう、特に肱川の氾濫によって甚大な被害を受けた旧野村町、肱川町、大洲市の3つの地域の災害を抑えられる可能性のある方法について今回は真面目な提案として記事を書いておきたいと思います。

図A(旧市町村地図) 図A

図Aは合併前の旧市町村名による地図ですが、肱川という川は愛媛県の西部(図Aの四角で囲んだ地域)を流れています。この図、それを拡大したものが図Bで、


図B肱川本流 図B


青いくねった矢印が肱川の本流の流れで、上流から反時計廻りに宇和、野村、肱川、大洲の順番で流れていきます。図には書いていませんが、肱川は400以上もの支流を持ち、この地域に降る雨が殆どこの本流に集中するために古来より暴れ川として知られており、戦後は大規模な堤防や二つのダムなど築かれてきましたが、それでも下流域の大洲市などは度々洪水に見舞われており最近では支流にも新しくダムが建設されています。しかし今回はこれまでのダム治水の基準を何倍も上回る雨が降った為に下流域だけでなく中流域の旧肱川町、野村町にまで甚大な被害がでたという点がこれまでとは異なる状況です。

そんなわけで想定されていたダムと堤防による治水の限界を超えてしまったのが今回の大雨で、このままでは町が復旧したとしても同じような雨に襲われた場合全く同様の被害が出ることになります。しかしながらこの肱川の本流には新たなダムを造る余地がもうなく、またダムを作っても限界を超えれば同じことになることも予想されます。かといって高さ5メートルにもなる堤防を何十キロも築くというのも地形や予算を考えると非常に困難に思える話で、古いダムの浚渫、一部堤防の整備、緊急避難放送の改善、ダム運用の見直し以外にはあまり手が無いようにみえます。しかしながら良く見るとこの肱川には変わった特徴があります。


図C 愛媛肱川放水路分岐方向 図B‐2

図B-2の左下の部分、赤い矢印の部分なんですがこの付近に肱川の流域全体の1割の面積を占める旧宇和町の水が殆ど集まってきます。ここが海に非常に近いのがお分かりでしょうか。直線距離でおよそ4キロほどですが、上流地域が海に近いというこの特徴を生かし、ここから海まで放水用のトンネルを掘り、そこから宇和川(肱川上流のこと)の水を海に逃がせば肱川本流の水量をかなり減らすことができます。グーグルマップだとこの地点です。

図C 肱川流域航空写真 図C


図Cの中央左、タツノオトシゴのような特徴的な形をした盆地の付近が宇和、右の黄色の円で囲んだ部分が今回大規模な災害が起きた野村でピンクの印が既存のダムです。宇和からの流入水量がこのダムの上限を超えた時点で緊急放流が始まり黄色い矢印の方向の中、下流域全体の大規模な災害につながりました。そこで赤い矢印のところにトンネルと導水路を設けて緊急時は宇和の水を海に逃がせばダムへの流入量も緊急時の放流量も大きく減らすことができます。

宇和の面積は肱川流域全体の約1割程度ですので例えば宇和川の水を50%海へ逃がすことができたとすると、下流域の大洲市で水量の約5%が確実に減っていることになります。中流域の野村、肱川はそれ以上、面積からの推計で野村は約20%、肱川で13%程度水量が減少しているはずですので既存のダムの機能と合わせれば治水の有効な手段になると思います。もちろん海の自然環境への影響や漁業補償の問題は出てくると思いますが、ダムと異なりどんなに雨が降っても一定の水量は確実に逃がせるというのは大きなメリットではないかと思います。

以上が自分の考えた改善案となります。費用面でもトンネル1キロの単価は50億から100億らしいので、トンネル掘削を2.5キロと仮定、導水ゲート、放水路、途中の調整用の池、資材運搬用の道路などの建設、調査費用、土地の買収、海側斜面の地盤補強(放水地点の旧吉田町は今回酷い山崩れが発生している)等考えると事業費はおよそ500億円位でしょうか、山鳥坂ダムが850億、宇和島道路が600億らしいのでそれよりはもう少し安くあがるのではないかと思いますが、ここらの計算は詳しくはありませんのでこの辺で。

そういうわけでいずれこのプランが実現しないかと期待しているわけなんですが、ブログに書いたからといってそう簡単に何か動くわけもないですからね。自分で記事を読み返してみてもとんでもない絵空事(つまり作品)を書いてるんじゃないかと少々悩んでいます。ただ他に効果的な手段があるとも思えませんので、水害の話になる度に地道に人に訴えてゆくつもりです。もし地元の方で同様の考えの方がいらっしゃいましたら同じように世間に訴えていただけたら幸いです。いつか雨のように広がって川の流れのようにまとまれば。

アーティスティック・スケートの世界

2018年 01月13日 04:34 (土)

シルビアネメシオ

またスケートネタ、この間YOUTUBEで偶然見つけた動画があまりにも印象的だったので。

Silvia Nemesio 
シルヴィア・ネメシオ「ティファニーで朝食を」

Silvia Nemesio Campionato del mondo 2016 LP

これは凄い演技だと思って職場の昼休みにスケオタの元お嬢さんに見せたら、こちらが言うまでローラースケートだとは気づいておられませんでしたwが、自分も初見の時はしばらく分からなかったので笑えない立場です。
なんでも2017の世界チャンピオンだそうで、3回転は飛ぶわスピンも結構早いわで、でも良く見たらアイスの演技と比べるとエッジが浅いとかスピンの種類が少ないとか気づくわけなんですが、それでもこれだけ雰囲気が出せる人はアイスでもなかなかいないんじゃないかと思います。多分どうしてもアイスのフィギュアと比較して見てしまうと思うんですが、ここまで来たら十分に面白いですね。
少なくとも自分の脳裏にはちゃんとあの名作映画のヘップバーンの表情、名シーンの数々が脳裏に浮かんできて最後コーチと抱き合うとこまで演技に見えましたw。

そんなわけでローラーのフィギュアというのは全く知らなかったので思わず調べてみたら、ローラースポーツの中のアーティスティックという競技になるそうでアイスのフィギュアとは区別しているそうです。またインラインスケートとも区別があってこういう昔からの靴をクワッドスケートと呼ぶとのこと。クワッドか、呼名変わるだけで結構印象違いますね。

すっかりこのネメシオ選手の動画が気に入って他の選手もあたってみたら凄いのがありました。こちらは男子の現世界チャンピオン、ルカルカさんですねw

ルカ・ルカローニ

Luca Lucaroni
ルカ・ルカローニ「Cheek to Cheek」

2016 World artistic Roller Skating Championships Man's Champion

ローラーで3-3のコンビネーション普通に飛んでるし・・・なにより楽しそうな演技、観客の雰囲気がまたいいですね。アイスの方は名誉とか国家とかビジネスとか怪我の不安とか色々抱えてピリピリしたところがありますが比べるとまだ意地悪な人がいないみたいなwまた個人的には旧採点風のジャッジの表示がツボりました、ちょっと牧歌的な雰囲気がなんか懐かしいですね。

こちらはスペインの選手

モニカ・ヒメノ・コマ

Monica Gimeno coma
モニカ・ヒメノ・コマ「Romani Holiday 」


Monica Gimeno - SP - European 2015 - Ponte Di Legno

この選手何か動きがそれっぽいなと思ってたら案の定元アイスのフィギュアの選手でした。しかもスペイン国内選手権で優勝1回、準優勝2回という凄い経歴の持ち主なんですが、もっと良く調べてみるとなんとスペインの国内選手権の女子シングルは参加者自体が一人か二人しかいないという悲しい現実が・・・それはまあ優勝するだろうな、しかしデールマンとコストナー足して割ったような?かなり身体能力の高い選手だという感じはしますよね。どういう理由でローラーに転向したんだろ?しかしスペインは男子のフェルナンデス選手とかいるしフィギュアスケート結構盛んなのかと勝手に思ってました。

この界隈のことを調べるとイタリア、スペイン、ブラジル、アルゼンチンあたりの暑そうな国で盛んだそうですね。特にイタリアではアイスのフィギュアより人気があって質の高い選手を輩出してるそうです。もしかしてアイスのコストナー選手は自国のフィギュアスケートがマイナー過ぎてプロモーションの為に復帰したのかも分らないですね。自分の名誉とかだけじゃなくて。


それはともかくお次はペアの演技です。ショーの演技ですが試合プロ。あの名曲を完璧に演じた感が凄い。カメラワークも完璧です。

レベッカ・タラッティ、ルカ・ルカローニ組

Rebecca Tarlazzi-Luca Lucaroni
レベッカ・タラッティ、ルカ・ルカローニ組 「God Father」

https://www.youtube.com/watch?v=qeA0btdcQPQ

しかし男子シングルの世界チャンプ、ルカルカさんがこっちもやってるんですね。女性の方も女子シングルやってる選手です。ちなみに少し前にマッテオ・グワリーゼっていう選手がアイスのペアのイタリア代表にいたんですが、この選手は元ローラーの男子シングルとペアの世界チャンプ、その後アイスに転向し欧州選手権8位、世界選手権でも13位の成績、B級大会では優勝の実績がありますね。詳しいことは分りませんが技術的にはペアの方が通用する部分があるのかもしれないですね。上のルカルカさんもいつかアイスフィギュアのペアあたりのイタリア代表で出てきたら面白いですね。

というわけで世界のトップ選手の皆さんの動画をご紹介したんですが、日本にも凄い選手がいました。

西木紳悟


西木紳悟 「Warriors」
2010年の世界選手権7位の時のフリーです。後半が特に圧巻、完全にキテます。歓声凄い。

西木紳悟~世界ローラーフィギュア選手権大会(ロング)

天性のダンサー・エンターティナーですね。彼は全日本は13連覇、アジア大会金メダルなどの輝かしい実績の持ち主で、世界に二人しかいないトリプルアクセル持ちの一人。ローラーシューズはアイスの靴の2倍の重さとのことなので、これはアイスに来てたら凄い選手になってたかもというのは野暮か。惜しくも去年引退されて今後は後輩の指導にあたるそうですが、彼の努力と熱意は驚くほど素晴らしいものがあると思いますので、コーチとして、彼の業績を超えるような例えばアイスの伊藤みどり選手みたいな選手に巡り合って大きな花を咲かせる日が来るかもしれませんね、いや来ると思います。

こちらはその西木選手と所属クラブの皆さんの徳島市のショッピングセンターでのショーの様子。

ローラースケートショー(フジグラン北島)~コンドークラブ
ローラースケートショー(フジグラン北島)~コンドークラブ

コンドークラブ・フジグラン北島png

狭い場所で・・・ですがアイスリンクじゃないところでほぼフィギュアスケートの演技を見るのは結構インパクトあります。考えてみればフィギュアスケートをテレビで見てる人は多くても実際にリンクで観戦する人は少ないでしょうからね。平面さえあればどこでもやれるということは西木選手のようなハイレベルの人がそろってきたらフィギュアよりショーの需要が多くなるかもしれないですね。

そういえば全日本フィギュアなんか見てたらジャンプ弱くてオリンピック代表を狙うのは厳しいが踊りには凄く自信があるようなタイプの選手が必ずいますが、彼や彼女達がアーティスティックに転向してきたら一気に面白くなりそうなのにな、スキルもったいないしな、などとちょっと考えてしまいました。実際にはコーチ不足とか練習場所の確保とか色々問題もあるみたいですけどね、ただお金はあまりかからないそうです。

日本での本場は何とうちの県の隣の徳島県。上の動画のコンドークラブというクラブが中心で香川県にもクラブがあるようですね。他には東京の練馬区にも有力クラブがあるそうですがこちらは競技の裾野を広げるために何と無料で指導されてるとのこと。まだまだ時間がかかるのかもしれませんがいつかフィギュアみたいに次々と世界チャンピオンが生まれる時代が来るのを密かに期待したいと思います。

全日本女子フィギュア、雑感

2017年 12月24日 06:41 (日)

カルミナ・ブラーナ ブラヌス写本 カルミナ・ブラーナ ブラヌス写本


まずは宮原選手4連覇&オリンピック出場オメ!というところですが、演技後にあんなに感情を表に出した宮原選手を初めて見ました。余程辛かったんだろうなと思って見てたら横で濱田コーチがそれ以上に感情を爆発させていましたね。何でしょうねあのコーチはw普通立場が逆ですよね。まあ親子以上の絆があるのは知ってますが、ああして昔から二人で時々笑わかしてくれるのでファンとしてはオリンピックでぜひまた笑わかして欲しいところです。

しかし今回の大会は見所が多かったですね。あまりにも多すぎて何から書いていいやら分からん状態です。特に若手の台頭が非常に目立ってました、中でもショートでは、昨シーズンジュニア最強だった坂本選手がいきなり1位、現ジュニア最強の紀平選手も3Aを成功させて度肝を抜くという展開で、ただでさえ重圧のかかるオリンピック年の全日本に更に強いプレッシャーをかけるという過酷な状況でした。そのせいか有力な代表候補の樋口選手も三原選手もミスしてしまう中、宮原選手も過去に見たことがないくらい緊張してたような・・・多分百分の何秒か音楽より演じ急いでいたと思いますが、それでも何とか無難にまとめたところは流石でした。ただその直後の本郷選手の演技が本当に凄まじ過ぎて正直他の選手のショートの演技はあまり頭に入ってないというw

その本郷選手の演じた「カルミナ・ブラーナ(O Fortuna,)」の日本語訳はほぼこんな感じです。


おお運命の女神フォルトゥーナよ
お前は月のように満ち欠けを繰り返す
忌まわしい人生よ
気まぐれに心を麻痺させては癒し
貧困も権力も氷のように溶かしてしまう

恐ろしく空虚な運命よ
車輪のように回っては
邪悪にも偽りの救いさえ消し去る
陰に隠れてヴェールをまとい
私にも襲いかかってくる
今お前の邪悪な戯れに
裸の背中を差し出そう

幸せも健康も力も美徳も
今や私に背いて
心は飢えと乾きにさいなまれている

さあ今こそためらわずに
弦をかき鳴らせ
運命は強き者をも打ち倒すのだから
私と共に皆も嘆いてくれ


この中世の詩歌を絶大なインパクトの傑作カンタータに仕立てたオルフもオルフなんですが、その禍々しくも神々しい曲と完全に一体となってしまった本郷選手も本郷選手というか、これが本当のシンクロ率400%超えかと呆然としてもうオリンピックも順位も採点もどうでもいいと思えた衝撃の演技でした。またこうして歌詞の内容なんかも見てみると選手達の運命そのものみたいな内容でもあり、ひいてはスポーツ選手が人生の縮図そのものを表現してるんだというようなことを改めて感じましたね。だから感動したりするのだと。そしてこういう所は多分美術にも関わってくる話じゃないかと思います。

それはともかくその本郷選手もフリーでは崩れ、重圧の中落ち着いて演じきった三人の選手が表彰台に立つことになりました。今日はジャンプの優れた二人が宮原選手の限界まで研ぎ澄ましたスピンやステップのPCSに破れる形になりましたが、もう来年は正直分からない怖さがありますね。更に言うと今回は本田選手の下になった8位から10位の横井、白岩、山下選手あたりはジャンプ能力も表現力も高いポテンシャルがあり3Aもいずれ繰り出しそうな雰囲気だし、宮原選手はじめシニア勢はおろか初めて表彰台に上がった若手二人すら来シーズンはもう足元を掬われかねない状況かと思います。更に言うとロシアはメドベデワ他のシニアの強豪だけじゃなく、ジュニアにはコストルナヤだのトルソワだのタラカノワだの数人凄いのが出てきていて、更にその下のシェルバコワという選手は4回転からのコンビネーション飛んだりしてるとかで・・・数年後には彼女達と日本選手達が激突する構図がもう見えてるという・・・これはもうカルミナ・ブラーナそのもの。

一見華やかな舞台に立つ選手達の過酷な運命を思うと、気安く悪口なんか書いてる魂にはきっとフォルトゥーナより天罰が下りまする。

作品 「ホワイトハウスの花」

2017年 12月18日 05:12 (月)

ホワイトハウスの花 CLICKで拡大 油彩 キャンバス F6


知人(♀)の新築祝いに描いたものです。手堅く写実でいきましたが久しぶりだったせいか何と写実の描き方を忘れてましたw、これはあかんと思って焦ってましたが4日目位にやっと思い出して何とかそれなりに。

タイトルについては、これはグーグルマップでホワイトハウスの中に入って花が飾ってあるのを見つけてそれを描いたもので、文字通りです。普通の写実の絵ではあるんですが一応コンセプチュアルな要素を添付したということにしといてくださいw

何せホワイトハウスですからね。旦那さんやお子さんの出世を願うという意味を込めてるんですが、他にもホワイトハウス+花のイメージで何か色々心に浮かべてもらえば嬉しいところです。そしてそれが平和で穏やかなものであればもっと嬉しいわけなんですが、トランプだからな・・・w 今や笑いごっちゃないですが。

まあ別に大統領にはならなくても構いませんので、ぜひとも幸せな家庭を築いてくださいと心から祈って筆を置きたいと思います。ついでに世界平和も。




・・・しかしホワイトハウスを年に2回一般公開してるというのは知らんかった。

作品 「青い花瓶の花」

2017年 12月10日 01:10 (日)

青い花瓶の花 CLICKで拡大 油彩 紙 230×278


ちょっと風邪ひきまして調子がわるいわ、雨が続いて気分も沈むわ、動けないわで肩の凝らない絵でも描いてみようかと。

実は油彩でパステル調に描こうと色々試してます。少し効果が出てきてるかな?ドガとかルドンとか本当にいいですよね、あの粉っぽい感じがたまらん。ただ昔ソフトパステル買ったら上手く扱えずにボロボロ崩れてしまって諦めた苦い経験があります(涙
そんなわけである種のリベンジですが、最近どうも筆が荒れてますのである種のリハビリも兼ねております。まだ荒れてますけどとりあえず頑張るとです。


追記:写真がおかしかったので差し替えてます。すみません。